
「中国切手 赤猿」はプレミアム切手とも言われており世界中の一部のコレクターに人気のある切手です。
本記事では、「中国切手 赤猿」の特徴や買取相場おすすめの買取方法について紹介していきます。
中国切手 赤猿とは

中国切手 赤猿は、通称「子ザル」と言われ1980年に当時の中国郵政が初めて中国十二支にちなんだ年賀切手を発行されたものになります。
赤色の背景に子猿が描かれているデザインが特徴になっていて、切手の左下には特殊切手という意味のアルファベット「T」と、中華人民共和国になって46枚目の切手という意味の「46」を組み合わせて「T46」の記号が印字されています。
切手の額面は8分の1種類となっています。
切手の知名度は随一と言われるほど高く中国国内の切手収集家のみならず世界中で人気があると言われている程です。
しかし、中国国外での流通量はさらに少なくそれと同時に非常に価値のあるプレミアム切手として名が知られている一面もあります。
普通の切手は、シートの状態から切り離されたバラの状態だと買取価格がシートよりだいぶ下がってしまうことがあります。
ですが中国切手 赤猿の場合は、バラ1枚の状態であっても日本円で数十万円と言う価値が付いて取引されることがあるため、切手の中では、かなり高い買取価格が期待できる切手です。
中国切手 赤猿「子ザル」は何故人気?
中国切手 赤猿をはじめ中国切手が人気となっている理由は、赤猿切手には発行枚数が当初の予定から大幅に減らされ発行数が少なかったことがあります。
それに加え1960年~1980年代に中国で起こった「文化大革命」で切手の収集が禁止されたり旧文化の破壊の影響で中国で当時の切手が大量に廃棄されている所にあります。
そのため、「文化大革命」から現在の中国にかけてはその当時の切手がほとんど残っていないため、希少性の高い切手としてプレミア価値がつけられています。
中国切手 赤猿を含め文化大革命時代に発行された中国切手全般どれも希少性が高く買取市場でも高値がつく傾向にあります。
本物と偽物が存在する!?

中国切手 赤猿は、知名度と人気の高さから観賞用のレプリカやと偽物が多々存在します。
フリマやオークションサイトなどで見かける赤猿切手で異様に価格が安い物は、偽物やレプリカの可能性があるので、落札をする際に安いからラッキーと思わず一回本物か見分ける必要があります。
一見すると本物とあまり大差のない作りにはなっていますが、細かいところが違っていたりしてよく見れば自分で判別することが出来ます。
ここで中国切手 赤猿の偽物・レプリカの特徴を何点か紹介していきます。
- 子猿の毛並みが描き方が雑で荒く塗りつぶされいる
- 額面の8の数字部分に斜線が引かれている
- 額面の数字が違う(本物は8)
- 切手周りの目打が粗く均一ではない
- 切手を虫眼鏡等で拡大すると薄く細かなドット柄が見える
- ハングル文字でT46の記載がしてある
中には偽物やレプリカでも買取をしてくれる業者も居ますが、やはりそんなに価値がないことや本物と混同してしまう可能性があるので、そもそも買取を行っていない業者も存在します。
手元にある赤猿切手が本物か偽物か自分では判別がつかない場合は、買取業者へ問い合わせをしてみるのも1つです。
中国切手 赤猿の買取相場は?

気になる中国切手 赤猿の買取相場ですが、およそどれぐらいの相場になっているでしょうか。
切手の保存状態やバラ売りシート売りで買取相場はかなり異なりますが、参考までに以下の感じになります。
汚れやシミ・焼け跡があったバラ | 2~8万円 |
バラ(未使用) | 10〜18万円 |
縁ありバラ(未使用) | 20~30万円 |
2枚綴り | 35~40万円 |
4枚綴り | 70~130万円 |
80枚シート | 500〜1,000万円 |
そんなに状態が良くない物でも最低1万円以上の買取価格は期待できるかと思います。
しかし、状態が良い物や綴られた物になると一気に買取価格が跳ね上がります。
オークションではかなり状態が良い1シート80枚綴りが過去に1億円以上で落札された実績もあります。
どこで買い取って貰うのが良い?

中国切手 赤猿はどこで買取をして貰うのが良いのでしょうか。
買取方法についていくつか紹介していきます。
フリマ&オークションサイト
フリマ&オークションサイトに出品して買取をして貰う方法
自分で切手の値段を決めて手軽に売買できるところが利点ではあるが、相場よりも安価で買取される可能性もあるため、あらかじめ切手の相場を調べておく必要がある。
地元・近所の買取業者
街でよく見かける買取店とかに持ち込んで査定して貰い買取をして貰う方法
買取業者であれば店舗によっては経験豊富な査定士が在籍していることもありフリマ&オークションサイトに比べると切手の価値を正しく査定して貰えます。
ただし、その店舗が切手の買取知識や査定士の経験が豊富か見極めが大事です。
中国切手 赤猿の価値を知らない店舗では、相場よりも安価で買取される可能性もあります。
切手専門の買取業者
一番おすすめなのが切手専門の買取業者に依頼をすることです。
切手専門の買取業者であれば切手の専門の査定士がいるため、切手本来の正しい価値を見極めて貰え査定・買取をしてもらえます。
そこでオススメの切手専門買取業者を2社紹介していきます。
THE GOLD(ザ・ゴールド)

THE GOLD(ザ・ゴールド)では、日本全国に82店舗を展開している大手の買取専門業者になります。
切手はもちろんそれ以外の品物も1点1点専門のベテラン査定士が査定を行ってくれます。
よくある買取業者とは違い独自の販売ルートや日本だけではなく海外市場への調査や情報収集を行っているため切手の高価買取に繋がってきます。
買取方法は、店頭買取・出張買取・宅配買取と自分の好きな方法を選ぶこともできるので、出張や宅配買取であれば家から出ずとも切手の買取をすることが可能です。
出張買取に掛かる出張料や査定料は無料で最短即日に換金してくれるのがポイントです。
バイセル

バイセルはでは、切手はもちろん書き損じはがきや切手が貼ってある未使用のはがきも買取を行ってくれます。
買取方法は、店頭買取・出張買取・宅配買取と自分の好きな方法を選ぶこともできるので、出張や宅配買取であれば家から出ずとも切手の買取をすることが可能です。
出張買取に関しては離島を除く日本全国に対応していて出張買取に掛かる出張料や査定料は無料で最短即日に換金してくれます。
切手査定の問い合わせは土日祝日関係なく24時間無料受付をしています。
まとめ
中国切手 赤猿は1960年~1980年代に中国で起こった「文化大革命」の影響で希少価値がある切手で知名度と人気の高さからレプリカや偽物が多々存在しています。
買取相場の価格範囲が広く状態が良い物や綴られた物になると一気に買取価格が跳ね上がります。
買取をして貰う際は、切手専門の買取業者に依頼することで切手本来の正しい価値を見極めて貰え査定・買取をしてもらえます。
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